
拝啓 初夏の候 皆さまにおかれましては ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて このたび 諸般の事情により5月31日をもちましてギャラリーを閉店 6月30日にてすべての営業を終了いたすこととなりました。
1999年3月に開業いたしましてから永きに渡り格別のご愛顧を賜りましたこと 心より御礼申し上げます。
末筆ながら皆さまのますますのご健勝をお祈り申し上げ 甚だ略儀ではございますが 書中をもちましてご挨拶とさせていただきます。
敬具
令和4年5月
器・ギャラリーたち花 中村悦子
中里さんの個展、いよいよ明日が最終日となりました。今日は午前中からお客様が途絶えず、ひと段落したら既に午後3時を過ぎていました。おかげさまで、うつわは売れ行きがよくて、たち花だよりでご紹介するものが残り少なくなりました。
Read More›今朝は、スマホをつかってインスタグラム用に動画を撮ってみました。建物の入口から階段を上がり、ギャラリーの扉の前まで来たら、録画タイムアップ(苦笑) 臨場感あったかな? 展覧会の雰囲気を味わっていただけたらな・・・と個展の魅力をお伝えするためあれこれ工夫中。
Read More›今日も外は曇り空ですが、中里さんの作品は独特の雰囲気があって、こんな落ち着いた空気がぴったり合う気がします。長くギャラリーで仕事をして来ると、作品と共に目の前に見えているものだけじゃなく、気配のようなものを感じることが自然になります。
Read More›現代陶芸の魅力は、自由さかもしれません。器もオブジェも、使う側の想像力でいかようにも楽しむことができますね。器は、和洋中の枠を超えてお料理を盛り立て、酒器は花入れにも。オブジェだって、眺めるだけではもったいない。使うことだってできます。
Read More›中里浩子さんは、横浜市生まれ。陶芸を京都市立芸術大学で学び、今は小田原の工房で制作、作家活動をしています。作品の印象はしなやかで可憐ですが、可愛さだけに目が行ったり甘くなり過ぎないのは、制作工程が構築的だったり釉薬に対して独自の取り組みをしているからかもしれません。
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