
2022年5月6日
by tachibanaGallery
5月は中里浩子さんの個展
新緑が美しい5月。皆さま、連休はいかがお過ごしでしたか。私は、いつもよりゆっくり起きて、ゆっくり近所を散歩、庭の樹の枝を切ったり、目的なく都心を散歩したり・・・そういえば特別なことをなにもしませんでした。
そんな風に、ゆっくり過ごして元気をチャージして、来週から中里浩子さんの個展です。
中里さんは、昨年第9回菊池ビエンナーレで2度目の奨励賞を受賞されました。中里さんといえば、釉薬使いが魅力。そしてオブジェや花器のフォルムは植物を思わせる独特の造形作品で、ひと目で中里さんの作品とわかります。もちろん、暮らしを彩るうつわの数々も同じような佇まいで個性的ですが、使いやすく、愛着がわく味わいのある器です。オブジェや花器は日々の暮らしのアクセントに、そして、うつわは食卓の楽しさ、歓びをもたらしてくれることと思います。
個展では、ひとつひとつの作品がどんな風に存在感を放つでしょうか。
今回の作品は、これまでのマットな感じの釉薬から雰囲気を変えて、涼し気なつるっとした質感の作品が出品されるのも楽しみ。
爽やかな季節の個展、ぜひご高覧ください。

中里浩子展―Bloom―
2022年5月14日(土)~21日(土)
11:00-18:30(最終日は17:00) 会期中無休
*作家在廊日:5/14.15.16.19.20.21