
2016年9月12日
by tachibanaGallery
岡見周二展~器
岡見周二さんの器は、渋い。
渋いけれど、重苦しくないところが岡見さんです。
焼き締めの器はどんなものもご馳走に見せてくれます。
そして、意外なほど和洋中、なんでも受け入れてくると思います。
黒皿 径20.5cm 高4.0cm 12,960円(税込)
赤いトマトやグリーンのきれいな野菜サラダを盛ってみたい。
もちろんお刺身もいいし、中華なら色とりどりの酢豚などもいいかもしれませんね。
角皿 15,0×15.0cm 5,400円(税込)
葉皿 12.0×10.5×5.0(H)cm 各3,420円(税込)
これ、個人的にとても好きなお皿です。
かたちも大きさもちょうどよくて使いやすいですよ。
お菓子を載せても、おかずでも。
丸皿 径14.5cm 高2.0cm 4,860円(税込)
これは取り皿にちょうど良い大きさですね。
灰が火によって溶かされて、色となる。
炎と土とが織りなす自然の模様。
こんなお皿を使って毎日を楽しみたいものです。
焼き締めの器は、ある種のイメージ、たとえば重たい、扱いにくい、和のイメージ、土臭い、強いなどなど、があって、
最近の器の人気の傾向としてはやや分が悪いのかもしれません。
でも岡見さんの手にかかると、自然のおおらかさ、強さを感じさせる器でありつつ、
自然の匂いを残しながら洗練された印象を感じます。
岡見さんのうつわは、ぜひ実物をお手にとっていただき、重さ、触感、風合いを楽しんでいただきたいと思います。