春の便り。

東京や大きな都市には、今日、コロナウィルス感染拡大を防ぐための非常事態宣言が出るのです。せっかくの花の季節は、花粉症の私には花粉との共存と、新型コロナウィルスが運んでくる緊張感で、のんきにしているわけにもいかなくなりました。みなさんは、どんな毎日を送っていらっしゃるでしょうか。たち花では、ふらりと入っていらっしゃるお客様とのふとしたおしゃべりが楽しい日々。

 

そんな最近ですが、昨日、益子の陶芸家、能登美登利さんからお便りが届きました。

能登さんのうつわは、ずいぶん前にたち花でちらちらと常設展示してみなさんにご紹介しました。

素朴で、温かくて、自由で、なんともリーズナブルなお値段のうつわ。

たち花では異色のラインでしたが、うつわ上級者にも初級者にも人気がありました。

 

能登さんとの出会いは、もうウン十年前なのですが、これまでお会いしたのはたった数回だけで、

あとはずっと、お葉書のやり取りをしています。

うつわも素敵ですが、能登さんは詩人のようで、絵描きさんのようで、

届くお葉書にはいつも素敵な言葉や、詩人のことばが書かれています。

自由なコラージュ作品のようなハガキ。

これでよく届いたなぁと心配というか感心というか・・・(笑)

 

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白いところは、マスキングテープで、「テープヲハガシテクダサイ」と書かれていました。

そこでゆっくりテープをはがすと、現れたのは・・・

 

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ブロンズらしき金属の女性像。緑に着色されています。

 

横に書かれた言葉を読んで味わい、能登さんの字を、絵を見るように鑑賞します。

 

切手面には能登さんの文章。

自然を歌い、日常の風景を切り取り、その時々の世界についても書かれています。

短くて、風景が目に浮かぶような文章です。

 

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・・・そうか、この女性像は女神。コロナ除け。

 

益子の春はどんなでしょうか。

陶器市は開催されるのでしょうか。

人生は出来事の繰り返し、・・・と思っていると、

突然、新しい大きな方向転換がやってきたりします。

いつもあるはずのことに、あらためて思いを馳せる今日この頃です。

 

 

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お知らせ~

*たち花のオンラインショップを始めました。たち花で取り扱っている陶芸作品をオンラインでお求めいただけます。

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【今後の展覧会】

■2020年6月14日(日)~20日(土) 中里浩子(陶)+菅原智子(平面) ふたり展

 

■2020年7月10日(金)~18日(土) 大隈美佳 個展