ふと目にした風景~下和弘さんのうつわ

たち花がある小さなビルの入口には、たち花のショーケースがあります。

そこには、いろいろな陶芸家のうつわを展示しています。

外出から戻ってきてふと目にした光景は...

器・ギャラリーたち花

ちょっと外出してもどる途中、

遠くから見たら、たち花のショーケースの前にぴた~っと人が張り付いて(笑)いました。

(…というように見えたのです)

 

少し近づいてみると、それは車椅子に乗ったおばあさんと付き添いの方でした。

ガラスのそばまでぐぐっと車椅子を寄せて、ガラスの中の器を一所懸命に見ています。

 

下和弘カップ

 

 

植物が色とりどりに描かれたカップ&ソーサーです。

 

下和弘カップ&ソーサー

 

 

車椅子からだと、少し見上げるような位置になりますが、

おばあさんは一所懸命に中をのぞいていました。

付き添っていらっしゃる方が、指差したり、首をひねったりして、うつわを見ています。

 

もちろん、会話は聞こえませんが、きっとにぎやかな色の下さんのカップをふと目にして、

春の訪れを感じてくださったのかもしれません。

こんな風に器を見てくださるなんて、素敵な光景だなぁとしばらく立ち止まってお二人を見ていました。

 

下さんのうつわは、どれもこれも楽しい絵がいっぱい。

裏も表も、上も下も、右も左も!

絵を描くこと、作品を作ることが、楽しくて仕方ないに違いありません。

それが伝わる下和弘さんのうつわ。

だれもが笑顔になるような。

 

下和弘さんの個展は、6月17日金)から予定しています。

どうぞお楽しみに。